タゃ

夏は嫌いだよ

後々、

9月2日



あなたと別れた今日も記念日なの
シャンプーを変えたわ
これで同じ香りだからもう寂しくないからさ

 何度過去を求めても
あの日もう決めたはずだった
ふたり二度とない幸せ
なんて蹴っ飛ばせ

本心は隠していたかった
いつまでも君が正しかった
二人これまでは愛していた 

あなたと過ごした冬を思い出すの
愛し方を覚えたわ
「愛する」ことは「失くすのが惜しい」んだってさ

何度も繰り返したら
あの日忘れられると思ってた
ふたり幸せそうな写真
なんて破り棄て 

シャンプーの残り香も心地良くなるくらい風が吹いたら
時間が過ぎていたのよ


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